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Litmusが三菱電機のe-F@ctory Allianceに加盟した意義とは?

Litmusが三菱電機のe-F@ctory Allianceに加盟した意義とは?

 

先日、米国に本社を持つLitmusが三菱電機のe-F@ctory Allianceに加盟しました。

e-F@ctory Alliance は、FA/OTとITを活用することで開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減と改善活動を支援する連合体です。

このブログでは、何かしら製造をしている企業がLitmusを使うメリットをe-F@ctory Allianceに加盟したことを通してお伝えしたいと思います。

e-F@ctory概念図(e-F@ctoryの紹介ページから引用)

データドリブン時代

この図にもあるとおり、製造や生産、コストを含めたリソースを最適化するにはデータを取得し、そのデータを様々な角度や他の必要なデータと併せて分析する必要があります。そのためには、現状把握、原因分析、課題の抽出などに加え、その先の取れる対策、施策をデータドリブンで得ていくのです。

個人的には勘と経験と度胸の「KKD」は嫌いではないし、経験という頭にあるビッグデータは偉大なものだと思います。ただ、再現性に問題があったり個人依存するので、関係者なら使えるデータを取得して答えを出して行く「データドリブン」は現在取り組まないわけにはいかないでしょう。

現場の課題について

e-F@ctoryの図にもあるとおり、生産現場、エッジ、ITの各レイヤーにデータはありますが、ここに難しい点があります。分かりやすく言うと、工場内にはさまざまな産業機械や装置があり、各ラインでも異なる通信プロトコルやデータ形式を使用していることもあります。これらヘテロなデータをIIoTプラットフォームで統合するためには、プロトコル変換やデータフォーマットの変換が必要となります。時には古い機械や装置があり、それらには接続すら難しいときがあります。

もう一歩踏み込むと、単一工場のみで製造が行われていれば少しシンプルですが、複数工場で製造している企業も多数あります。そうすると、例えば建設年度が異なるため産業機械が違っていてデータ形式が異なっていたり、工場間でデータのやり取りが発生するためネットワーク環境を気にする必要があったり、単一工場の場合よりセキュリティを気にしなければならなかったりと気にすべき点が増します。

こういったことを乗り越えて開発・生産・保守の全般にわたり最適化や生産最大化を図るeF@ctory AllianceはLitmusが最も貢献できる場に違いありません。

まずはLitmusにイメージを持ってもらいたいと思います。

Litmusとは?

Litmusは、産業機械と容易に接続でき、データ収集、データインテリジェンス、データ統合ができる産業用のエッジデータプラットフォームです。迅速な導入、使いやすさ、拡張性に優れ、あらゆる産業機器(OT)と接続でき、単一工場でも複数工場でもデータ統合と活用ができる、製造現場のKPIであるダウンタイム減少や歩留まり向上といった、実はビジネスに直結することをデータドリブンで解決できるソリューションです。

つまり、Litmus(製品としてはLitmus EdgeとLitmus Edge Manager)を活用すると、上記のe-F@ctoryの概念図にある3層全てのデータをリアルタイムに活用することができる、データプラットフォームや工場の数にかかわらず、産業用データ(IIoT)や産業用データとITのデータハブが整備できることになります。

まとめ

この度eF@ctory Allianceに加盟したことにより、製造プロセス最適化を目すお客様のOTとITをデータで結び付けられるようになります。そのためのデータプラットフォームであり、データハブがLitmusなのです。IIoTや工場DXのソリューションは多々ありますが、複数の工場をまたいでデータ統合ができたり、あらゆる機器と簡単に接続できたり、エッジや製造現場のOTデータだけでなくITデータとも統合できたり、クラウドともつながりビッグデータとしてヒストリカルなデータ分析もできたりといった、製造現場のニーズを1つの基盤で満たせるソリューションは多くないのです。

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