ハイライト
  • 20種類以上のレガシーアセット内に放置された収集済みの正規化データ
  • 生産および品質の改善に向けプリビルトされたLitmus Edgeのアナリティクスを実行
  • MESやHistorianなどのエンタープライズシステムと統合されたデータ
  • 履歴データを使ってオフラインで機械学習を実施
  • 初年度内に20の工場への迅速な展開を実現

Saint-Gobainの一部門であるSaint Gobain Sekurit社は、80年以上にわたって自動車用グレージング(艶出し用)製品のリーディング企業です。同社は、全世界で16,000人の従業員と39の高度に自動化された工場を擁します。Saint Gobain SekuritのデジタルトランスフォーメーションプログラムマネージャーであるSebastien Thuillier氏によれば、彼らのインダストリー4.0戦略は「製造現場をデジタルワークプレイスに変換し、データ駆動型アプローチを一般化すること」となっています。

以前、Sekuritは、様々なブラウンフィールド(利用されていない場所)のアセットおよび各生産ラインの最大20台の異種マシン上にデータを放置していました。同社の主要目標は、これらの様々なアセットに関する基本的な可視性の確保であり、リアルタイム分析に基づいてプラント管理者や保守エンジニアなどが、生産性と品質を改善できるようにすることでした。この結果、彼らは、OTおよびITアセット全てに接続し、エッジ側でKPI(主要業績評価指標)と分析を提供することで「適切なデータを、適切な担当者に、適切な目的で提供する」(Thuillier氏)機能を実現するためにLitmus Edgeを選択しました。

Sekuritでは小規模な導入からスタートし、プロジェクトのROIが明らかになった時点でデータポイントとユースケースを追加しました。パートナーシップの本格化に合わせ、彼らは初年度にLitmus Edgeを20の工場に素早く導入しました。Litmus Edgeはデータを収集し、プラント内の誰もがアクセスできる主要なKPIを提供すると共に、該当データをMESおよびHistorianシステムと統合します。同社ではアラートを設定し、KPIで指定した値が特定のしきい値に達した場合に、製造現場で調整を行えるようにしました。

現在Sekuritは、履歴データを使ってオフラインでの機械学習を実行することにより、Litmusのユースケースを拡大させています。これらの結果として得られたモデルは、20の工場での製品品質の向上に貢献しており、今年はLitmus Edgeを追加のサイトに展開する予定となっています。